2007年 03月 02日
five senses. |
チューリップは、冬の寒さを 土のなかで感じて 芽を出す準備をするんだって。
ヒトはどう?
この冬の寒さ… 五感 で感じましたか?
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の 五つ。 辞書で調べると、人間の感じる感覚の総称… とも。
先日、ある人形劇にいきました。
『だいじょうぶ だいじょうぶ?』 っていう、ろう者と聴者がともにつくる デフ・パペットシアター・ひとみ の公演。
セリフのない舞台。
人形を動かすヒトも、舞台の上で隠れずに動く。
音響効果のヒトも、舞台の上で音をだす姿を見せている。
人形の動きはモチロン
そんな舞台上の人々の 顔の表情や目線、手話をまじえた 手の動き、指先の動き…
…そうしないと、モノガタリがわからなくなりそうだった。
コトバがない舞台って、セリフがないって、こういうことなのか…と
集中した頭のなかで ぐるぐると考えてた。
横で見ているコドモたちも、見逃すまいと必死で。
食い入るように、舞台を見つめていた。 そして、笑っていた。
わたしの普段の生活では、コトバがあって音があって
よそ見して見ていなくても、聞えてくるものから 想像しているところが あるんだろうと。
今まで見てきた 人形劇もそう。
だから。
見えるものだけから想像する。 モノガタリを想像するチカラ。 そんなことに慣れてないから…
この舞台を見終わったあと、ものすごく疲れていたっていうのが正直な感想。 集中するってこういうことなんだ。
…
全然関係ないけど、今 『 LOST 』 っていうTVにはまっている。
それは、ある無人島のジャングルに突然放りこまれた人々のモノガタリ。
ストーリーも面白いのだけど、
そこに生きている人々は、感覚をどんどん研ぎ澄ましていかなければいけない状況におかれている。
街では感じることのできない、自然の生々しい感覚。だからこそ見えてくるコアな部分。
そこに惹かれて見ているのかも…
でも、こういった状況に追いこまれないと、ホントウの感覚の鋭さって身につかない?
普段の生活の中で、こんなにも感覚を研ぎ澄ましたことがある? ふと、そんなことも想った。
…
雪の降りそうな空気の感覚。
一雨きそうな雲の色、風の感触。
はだしで感じる砂のあたたかさ。
空のはるかかなたで、かすかにきこえる鳥のさえずり。
遠い水平線が、うねりでゆらゆらと曲がっていること。
真っ暗な空にうかぶ、星の瞬き。
カラダ全体で感じる、 かすかだけど 鋭くしみわたる感覚を コドモたちにも!
日がたつにつれ、思い出せば思い出すほどに、 そんなところにまで 想いは及びました。
人形劇は、とても短い時間だったけど たくさんの感覚を研ぎ澄まさせてもらった。
たくさんのことを、考えさせてもらった。
教えてくれた unimaさん、ありがとう。
集中した感覚。 そして、あとから じんわりじんわりと 考えさせられた人形劇。
おんなじ感想をもってたことに、驚いて、そして納得。 ホント、みなさんやさしい方たちでした!
たくさんのヒトに、もっともっと広がっていくことを願ってます。
この冬の寒さ… 五感 で感じましたか?
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の 五つ。 辞書で調べると、人間の感じる感覚の総称… とも。
先日、ある人形劇にいきました。
『だいじょうぶ だいじょうぶ?』 っていう、ろう者と聴者がともにつくる デフ・パペットシアター・ひとみ の公演。
セリフのない舞台。
人形を動かすヒトも、舞台の上で隠れずに動く。
音響効果のヒトも、舞台の上で音をだす姿を見せている。
人形の動きはモチロン
そんな舞台上の人々の 顔の表情や目線、手話をまじえた 手の動き、指先の動き…
例えば、雪の舞う風景。大道具、小道具の細かい動きにいたるまで、ものすごく集中して見た。
ふうわり ふうわりと 落ちてくる雪。
演じるヒトの表情、目線の動き、速度…
それが雪だとわかったときの ひざの上にいたおちび君の おどろきと うれしそうな顔。
…そうしないと、モノガタリがわからなくなりそうだった。
コトバがない舞台って、セリフがないって、こういうことなのか…と
集中した頭のなかで ぐるぐると考えてた。
横で見ているコドモたちも、見逃すまいと必死で。
食い入るように、舞台を見つめていた。 そして、笑っていた。
わたしの普段の生活では、コトバがあって音があって
よそ見して見ていなくても、聞えてくるものから 想像しているところが あるんだろうと。
今まで見てきた 人形劇もそう。
だから。
見えるものだけから想像する。 モノガタリを想像するチカラ。 そんなことに慣れてないから…
この舞台を見終わったあと、ものすごく疲れていたっていうのが正直な感想。 集中するってこういうことなんだ。
…
全然関係ないけど、今 『 LOST 』 っていうTVにはまっている。
それは、ある無人島のジャングルに突然放りこまれた人々のモノガタリ。
ストーリーも面白いのだけど、
そこに生きている人々は、感覚をどんどん研ぎ澄ましていかなければいけない状況におかれている。
街では感じることのできない、自然の生々しい感覚。だからこそ見えてくるコアな部分。
そこに惹かれて見ているのかも…
でも、こういった状況に追いこまれないと、ホントウの感覚の鋭さって身につかない?
普段の生活の中で、こんなにも感覚を研ぎ澄ましたことがある? ふと、そんなことも想った。
…
雪の降りそうな空気の感覚。
一雨きそうな雲の色、風の感触。
はだしで感じる砂のあたたかさ。
空のはるかかなたで、かすかにきこえる鳥のさえずり。
遠い水平線が、うねりでゆらゆらと曲がっていること。
真っ暗な空にうかぶ、星の瞬き。
カラダ全体で感じる、 かすかだけど 鋭くしみわたる感覚を コドモたちにも!
日がたつにつれ、思い出せば思い出すほどに、 そんなところにまで 想いは及びました。
人形劇は、とても短い時間だったけど たくさんの感覚を研ぎ澄まさせてもらった。
たくさんのことを、考えさせてもらった。
教えてくれた unimaさん、ありがとう。
集中した感覚。 そして、あとから じんわりじんわりと 考えさせられた人形劇。
おんなじ感想をもってたことに、驚いて、そして納得。 ホント、みなさんやさしい方たちでした!
たくさんのヒトに、もっともっと広がっていくことを願ってます。
by Dabblin
| 2007-03-02 05:57
| ヒビツレヅレ